川崎市中原区の歯科医院
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簡単・簡潔・即効性の代替医療情報
 
net-dental 代表 松下がお送りします。net-dental  http://www.net-dental.jp/

□■□■□■□net-dental会員:名 ■□■□■□

<今週のポイント>

    ●ご挨拶
  ●ことわざについて
  ●心と体について
  ●症状について
  ●薬について
  ●自然界の階層構造について
  ●最近の薬事情について
  ●伝統的な薬について
  ●音楽に於けるクラシック
  ●今週のおさらい
  ●あと書き
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このメールレターは、
         イサオ歯科クリニックのメール会員のかた、 および
         net-dentalに資料請求頂いたかた
に配信しております。
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こんにちは。
net-dental 代表の松下と申します。

創刊号で時間がかかりすぎましたので、言葉や文法には目をつぶっていただき
とにかく情報をお出しするようにします。

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●ことわざについて

心と体の相関性については、色々と日常でも使う言葉があると
思いませんか?

病は気から!

心頭滅却すれば火も又凉し

笑う角には福が来る?        net-dental  http://www.net-dental.jp/

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それでは具体的な内容に入っていきましょう。

●心と体について

何となく、心と体は関係があると解かっていながら、日常でこの事
を科学的に証明あるいは、理屈を解かり易く説明できる方がいなかった。

或いは、そういう事を言い始めると、霊だとか、つきだとか、運、占いとか
そういうオカルト的な方向に入っていく傾向が見られるからではないかと
思います。

どんな科学的な発明、発見もまず事実から始まる事が多いように思います。
先ず、事実がありそれは何故かと考える所から科学は発展してきたように
感じます。

ですから、先人が経験則として残してくれた色々な教訓や言葉を、科学的
(現代科学的証明法による)に検証するのは、大事だと私は考えます。

では、人間の体と心(脳、思考)を結びつけているのは、果たしてなんなので
しょうか?

新潟大学 免疫学教授 安保徹先生は、その著書で心と体を結ぶものは、
自律神経だと述べておられます。

医師が書いた本としては、かなり売れているのでご存知の方も多いのでは。

人間の体には、意識的に動かせる体性神経と、動かせない自律神経があり
ます。自律神経は、心臓や腸の動き、寝ている時に勝手に働いてる呼吸等
のように、意識しなくても働いている組織を支配しているといえます。

この勝手に働いている神経も実は、意識に影響を受けているのです。

例えば、試験前、好きな人の前で、これから勝負という時、みんなどきどき
しますね。心臓は意識しただけではどうしようもありませんが、興奮したり
落ち込んだりすれば、変化が現れます。

自律神経は、意識にある程度影響を受けているということです。そして、
天候やその他もろもろの事柄にも影響を受けているのです。

これは、あらゆる刺激から、体を防御或いは順応させる為の自然の贈りもの、
自然のサーモスタット(調節機)だと思います。

さて、この自律神経が、人間をばい菌やウイルス、癌やその他の病原から
守ってくれている免疫機能というものを支配し、コントロールしているのを、
免疫学の先生が科学的に証明したのです。

ですから、色々な状況で人は自律神経が乱れ、免疫が乱れ、病気になります。


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●症状について
人は症状が出た時に病気になったと思い、薬を飲んだり、医者に診察を受けた
り、安静にしたりします。

しかし、医学的にいえば、症状は病気ではなく、体が正常な状態に戻ろうとし
ている、あるいは、治ろうとしている状態だと言えます。

例えば、風邪をひきます。するとウイルスを出そうとして全ての排泄機関から
ウイルスを吐き出そうとします。咳、痰、クシャミ、涙、これらは、異物であるウイ
ルスを追い出そうとする体の自浄作用なのです。

何か悪いものを食べたとします。すると吐き気を催し、下痢をしてばい菌や毒物
を出そうとするのが症状なのです。

症状を、ただ抑えるという事がどんなに恐い事か解かりますね。

だから、原因に効くのではなく、症状だけに効く薬がどんなに恐いか解かり
ますね。

ひどい状態でなければ、症状を抑えている間に自然治癒力である程度は回復し
ますが、原因がとれていない場合症状は長引きます。

感染と発症という言葉があります。ばい菌が人間の体の中にはいることを感染
と言い、症状が出ることを発症と言います。

ばい菌が体の中に入っても症状が出ずに、ずっと悪さをしなければ、共生して
いる状態ですから問題は無いと言えます。

人間の体は、ばい菌と常に接触している部分と、していない部分から成り立っ
ています。

接触している部分にもばい菌が常に入り込もうとしている訳ですが、皮膚や
上皮とよばれる部分は短い時間ではがれていく事によりばい菌の進入を防い
でいるのです。

ここで何故症状がでるのかを考えてみます。例えば、怪我をして大量のばい
菌が、体の中のばい菌が存在してはいけない場所、血管や重要な臓器に入り
こんで来たとしましょう。

ばい菌に犯されて正常な仕事が出来なくなると困りますので、体は色々な仕組
みを使い元の状態に戻そうとします。

まず、ばい菌が入った時には防衛軍である免疫細胞がこれを捕まえ果敢に
攻撃をしかけます。

そのとき色々な科学物質が出てきて、体に反応が起こり、大量の血液が集ま
って大量の免疫細胞をその部分に集めようとします。

ズッキン、ズッキンするのは血管が開き太くなったのでその流れを感じている
訳です。血液中には大量の免疫細胞がいる訳ですから、防衛反応としては極
めて合理的です。

熱がでるのも免疫細胞を活性化する為には、必要な事なのです。

痛いのも、血液の流れが良くなった為であり、怪我の状態を早く良い状態に
もっていく為には必要なことなのです。

ですから、耐えられない症状やその事により命の危険が迫るようであれば
症状の緩和は必要でしょうが、これを病気を治しているのだと勘違いしない
ことです。

病気を治すには、病原をやっつけたり、怪我を修復するのが一番なのです。

ですから、免疫力、自然治癒力を高める方が合理的だと私は思います。一般
的に医師が処方する薬には、症状を抑える薬が多く、その副作用を軽減する
為の薬という具合に薬が多くなる傾向にあります。

私の知る限り、西洋医学的には、病原に対してはっきり効果が証明されてい
るのは抗生物質ぐらいじゃないかと思っています。後は、症状を抑える薬が
大半なのではと考えています。

つらい症状をなんとかしたいと誰もが思うし、私もそうでした。しかし、根本的な
原因治療でないとスカッとしませんし、長く症状だけを抑える薬を使うと、必ず
副作用がでてきます。

病原が何か解からないにしても、生命には治癒能力がある訳ですから、それを
刺激した方が合理的な感じがします。

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●薬について

薬には、生薬(天然の物)と化学合成薬があります。保険適応の物は圧倒的に
、化学合成薬が多いのではと思います。

ここで問題、生薬、例えば漢方薬と化学合成薬の作用機所の違いを述べて
みます。

生薬はどちらかというと、原因であるばい菌や病原をやっつけたり、排除したり
する訳ではなく排泄能力を高めたり、治癒能力をを高める事により、即ち免疫
力を高める事により病気を治癒させようとする薬です。

抗生物質のように、ばい菌に対して、強力に作用するものもありますが、瀕死
の状態ならいざ知らず、使い方がかなりいい加減なのです。

もともと、抗生物質は効き方が劇的ですから、使うと病原菌のみならず有用な
ばい菌(例えばお腹の中の乳酸菌とか)までもやっつけてしまうのです。

またさらに、頻繁に使うと耐性菌といいまして、抗生物質が全く効かないばい菌
ができてしまうのです。病院に入院して手術は成功したが、その後、ばい菌に
より死亡という記事(院内感染)を読んだ事がある方もいらっしゃるのでは。

・・・・・・・私が薬を使いたくない理由・・・・・・・・・

1.合成品である薬は、製薬メーカーが長年の研究と莫大な資金を使い開発し
ます。元手を取る為には、大量に生産、販売しなければなりません。従いまし
て、大量生産できるために、機械で大量に合成します。

化学式の亀の子に-OHやら、-H、 -CH3が付いてる中学や高校の化学で
習ったあれです。

合成薬は、化学物質ですので、天然のものと違い排泄や分解がしにくく体の中
に残りやすいのです。

使用説明書に必ず書いてある、使用上の注意や副作用の記述はそれと関係
あります。

2.化学合成薬が、薬局や病院で使われるようになる前に、メーカーは

顕微鏡レベルでの細胞実験⇒小動物実験⇒治験(患者でのテスト)という事を
行いデータを取ります。

このデータに基ずき厚生労働省などの政府機関に書類を出し認可されて、始
めて医薬品として認められます。さらに、日本の場合、保険適応にしてもらう
ために厚生労働省や議員などにも働きかける為の費用もかかるのでは。

又さらに、薬局や医師に使ってもらう為に、説明会やなんらかの販促費用がか
かるのです。

    ここで問題なのが、データだけで良いと言う事実です。

役所の方は忙しいので、いちいち実験を検分したり、治験の患者に尋ねて確認
するというようなことはいたしません。どちらかというと、マニュアルどうり、書式
が整っているかが重要なのです。

メーカーが嘘をいうとは思えないというのが前提なのでしょう。

しかし、メーカーとしても、良いデータを出してくれるところしか治験を頼まないの
はあたり前の事なのです。当然良いデータを出してくれる所に頼むことになり
ます。
 

又、どんなに副作用があっても、ターゲットである病気に対して有効性が強い
場合認可されます。

癌の場合、小さくなったかどうかが問題で、非常に強い副作用があったかとか
、寿命が縮まったということより、小さくなれば有効と考えられ世に出る事にな
ります。

     とても恐い事ですね!

3.漢方などの生薬も、安全性が高いとはいえ薬は薬です。処方を間違ったり
すれば副作用が出ます。それに化学薬品と違い、免疫力に働きかけるという
ことでは、即効性に劣るという欠点があります。

それと、漢方薬に習熟した方が少ないという事と、利益が低い為か診察に余り
時間をかけ無い事が多いようで、その為に効果が出ないという事も多いのかも
しれません。

●自然界における階層構造について

自然界は数多くの階層に分かれています。例えば、生物界では、ミクロの
超ヒモからクウォーク、原子、分子、超分子、細胞、組織、器官、個体(人間の
体等)、種社会、地域生態系、地球生態系、太陽系、銀河系、・・・・・・

そして、研究を行う場合、生物に関しては、分子や細胞レベルでの研究が多い
ように思います。
研究する場合、ある階層での研究にしぼらないと成果が出ないという事がある
からです。

この分子や細胞レベルでの研究の成果を別の階層、例えば、個体(人間)とい
うものに当てはめる場合、あまり役に立たないことが多いのです。

その為に、分子レベルの研究や組織レベル、器官レベルの成果を人間に直接
当てはめる場合、副作用の心配がありますので、動物実験やさらに、人間を使
った治験というものをせざるをえない訳です。

そうやって新薬というのは出来てくるのです。

伝統的な治療の場合、分子レベルや細胞レベルでの研究はないのですが、
(最近はいろいろと調べられています。)経験的に個体である人間に効果があ
るという事は解かっているから、ずっと生き残ってきたとも言えるのです。

鍼灸や漢方薬が何故効くのか、西洋科学的には説明できないところもあります
。でも使っている方はいますよね。それは、効果があるからです。

化学と物理は別々に習い、それぞれ別の分野として私たちは考え応用して
成果を上げてきました。

ひとつの事柄を一つの学問で説明できないのはあたり前で、使いやすくする
ためにそうしている訳です。故に誤差が生じます。

物理でも、ミクロの世界と私たちの世界、そして銀河系や宇宙とは違う法則で
しか説明がつきません。

すべてを統一する理論がないからです。その中で、物質とエネルギーと言う
一見違うものの関係を数学という論理で解明したのが、20世紀の科学者で
あるアインシュタインです。

ただし理論であり、現実にはかなりの誤差があります。

私が勉強している、鍼灸・刺絡療法やホメオパシーというものも、化学的な
物質ではなく、このエネルギーにより効果があるのでは、と考えられている
のです。
             
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●最近の薬事情
忙しい医師たちは、学生時代と違い、ゆっくり薬について調べる時間はあまり
ありません。
メーカーの方の売り込みを鵜呑みにする方もおられるようです。

神奈川県でも、保険医協会という機関が新薬の説明会を開いたりして、開業医
に新しい薬について啓蒙しているのを何度も体験しました。

協会や医師会館ならいざしらず、別の場所で、それもメーカー負担の会場で、
お弁当配布を受け、メーカーが連れてきた大学の先生や研究所の先生の話を
聞いても、手前味噌な、都合がよい事しかお話にならないのではと思います。

      卒業してしまうと忙しくて、新しい事や薬について勉強する時間がない
      のです!
     
      検証する時間がないのです!

手術などや処置は、経験を積めば積むほどうまくなります。薬だって本当はそう
なのです。

ところが、学生時代に習ったものは、メーカーの都合や保険点数の改正とともに
使われなくなり、

新薬、新薬という流れになってしまいます。ここに大きな問題点があるのです。

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●伝統的な薬について
漢方やアーユルベーダに代表される生薬は、天然の物を使っているということ
だけで、使う方も多いと思います。

確かに排泄に優れ、変化がないわけですから医師が使い慣れたらかなり効果
が期待できるのではと思います。

しかし、教えてくれる機関が少ない、故に使い慣れた医師が少ない、保険に
導入されているか、又、医院にメリットがあるかという問題もあります。

やはり、利益の大小は経営にとりまして重要な問題ですから

●音楽におけるクラシック
本当に良いものは、世紀をまたいで、何世代も続いていきます。音楽に於ける
クラシックや伝統芸能というものもそうです。

有形のもののみならず、音楽や芸術など無形のものでも良いものとは残ると
思います。

医療においても同じ事が言えるのでは?

時代の変遷を経て変化はするでしょうが、中心は不変のような気がします。

もしかしたら、歴史に耐えられたものにこそ、未来のヒントがあるのでは?と
私は考えるのです。
   
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●今週のおさらい

    ・心と体は不可分

    ・症状は体が治ろうとしているサイン。

    ・薬は使う人が使い慣れていることが重要です。

    ・古典には、生き残った理由がある。


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●あと書き
始めてのメルマガでの配信ですから、どのようにしていいか考えているうちに
時間ばかり過ぎて行きました。

これからは、言葉ずかいのおかしさには目をつむり、本題である代替療法に
ついて、早く、具体的なものを述べて行きたいと思っています。


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今回は、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
よろしければ、感想や、お便り頂けるとありがたいです。

あなたのご声援が、このメールレター作成の原動力です。\(__ )
よろしくお願い致します。


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    net-dental 代表 松下 勲夫
川崎市中原区小杉町1−527−4 メゾンゴールド1A イサオ歯科クリニック
TEL &FAX : 044−744−1181
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簡単・簡潔・即効性の代替医療情報 (マガジンID:0000130745)

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人間には自分自身を治癒させ、癒せる力があるとの信念に基ずき、

伝統的な医療情報をお伝えし皆様の役に立つこと。

【我々の取り組み姿勢】

自分自身の経験や実践からの話を中心にして、聞きかじりや本で読んだ

物を伝える事をなるべく避けたいと考えております。

 
『簡単・簡潔・即効性の代替医療情報』に掲載された記
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